210126④「株式会社とマ-ケットは商人の国で生まれた。オランダそのⅠ」
「プロテスタントの誕生、聖書の一般化」
世界初の株式会社とマーケットはこの国で生まれた。イタリアはこてこてのカトリックで、スペイン・フランスもそうである。そしてオランダはかってスペインの属国であった。スペイン王フェリペ二世に時の圧政にオランダは反抗。→オランダ独立。カトリックに反抗するプロテスタントとなる。当時聖職者が秘匿して、種本にしていた「聖書」が製版技術と製紙とで、広範に販売され、ベストセラ-になったのが大きく影響した。
プロテスタント→教会に抵抗するものの意
「カルヴァン派」 この一派
労働を善とし、苦役としない。これが勤勉なプロテスタントを生み、経済的に繁栄の元を作っていく。
「オランダ東インド会社」
遂には先行していたスペイン、ポルトガルを追いかけてインド、アジアに向けて進出して行くことになる。
「株式の発生」
このためには大資金の投入が不可欠、この為株式投資が考案された。そして利益金の配当、株券の売買が行われるようになった。これを成功させたのは、イタリアより伝来した簿記の技術であった。
「コメント」
まさに必要は発明の母である。それと勤勉さをプロテスタントが貴んだというのが大きいな。