201019③「海路によって結ばれた来たと南の貿易 フランドル」
15世紀、ヨ-ロッパ北部のフランドル(現在のオランダ、ベルギ-、フランス)は港町として交易が盛んでした。ここで南の製紙業の商売と北の活版技術が結びつき、さまざまな本が生まれました。今回はイタリアで誕生した簿記の技術が書籍化され、ヨーロッパ中に広がったことなどを話す。
当時まず栄えたのは、農業とワインで地中海地方、次いで農業牧畜とビ-ルの北ヨ-ロッパ。
中国をスタ-トする製紙が東漸しイタリアから北ヨーロッパに伝わる。ここでドイツの活版技術(グ-テンベルヒ)と結びついて、製本事業が勃興する。
・この紙と活版技術の融合
活発化していた商業用に簿記の本が出版された。もう一つのベストセラ-が聖書。
・アラビア数字の採用
煩雑なロ-マ数字ではなくアラビア数字の採用が、製本を容易にし、利便性を高めた。そして数字化は計算の容易さと相まって、科学の進展に寄与した。(0の概念の導入)
・アルファベット イスラム、中国の漢字に比べて製本が容易で、これで文化の優劣がついたともいわれる。
・この頃、音楽の五線譜も考案された。
「コメント」
講師はどうも脱線気味で、面白がらせようとし過ぎ。演題に忠実に願いたい。